株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

12月18日

オーストラリア研修   その3  日本人建築家による建物編

 

 

 

 

 

 

シドニーのダーリング・ハーバーにある木のコミュニティセンター

 

一般的には新国立競技場で一躍有名になった隈研吾氏による設計です。

 

 

らしいですよねw

 

 

 

外周に木部グルグル巻きになっていますね。

木はアコヤ材で海外の腐食などに強い木材で出来ています。

 

よくみると、つなぎ目部分など海外らしいラフさでしたw

 

 

 

 

 

 

 

シドニーにある高層マンション

 

シドニー在住の高田浩一氏による設計です。

 

日本では見たことのないデザインですね!

 

よく見てもらうとわかりますが、階数が上がるにつれて、徐々にサイズが変わっているのが分かります。

 

 

 

中から見ると

 

 

 

 

 

 

これまた複雑な形しております。

 

美しいマンションでありますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

外からは全体写真が撮りづらかった・・・

 

石川県金沢市にある金沢21世紀美術館の設計SANAAによる

 

ニューサウスウェールズ美術館

 

 

 

 

 

上からの写真だと凄さが分かりますね。

 

 

建築も美しかったですが、なんと、常設展は無料という衝撃。

ピカソやゴッホ、モディリアーニなどが展示されているのに・・・

 

 

 

 

商業建築は海外でも日本の建築家は評価され色々仕事されておりますね。

 

12月17日

オーストラリア出張 その2  オペラハウス編

 

 

 

 

オペラハウス

オーストラリアの建築物の象徴でもありますね!

 

 

1973年完成なので50年経っているんですね。

 

 

このデザイン、見慣れているのでなんとも思わなかったのですが、

建築的にみると、かなり複雑で工事が大変ですよね。

50年前では今みたいに簡単な計算、CADなどなかったので、

建築費も年月も予想以上で大変だったそうです。

 

近代建築では、この複雑な建物の作り方がヒントになった建物も多かったとか。

 

 

実際に見ると、思ったよりアイボリーでみんな「思ったより白くない」というのが最初の感想でした。

 

 

実際近くに見ると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホワイトとアイボリーの2種類のタイルが使われているんですね。

 

まず、オペラハウスの仕上げタイルだったのかい!!

そして、なんて複雑なタイルの貼り方。

曲線出すのに、アイボリーのタイルが上に上がるにつれて三角から台形に変わっていきます。

 

図面でタイル割りなどなかっただろうし、

現場で合わせながら切っていったんでしょうね。

 

タイル屋さんが泣きそうになって張っていたのが思い浮かびます。

 

 

 

 

 

内部のコンクリート張も曲線を出すのに複雑な形をしています。

 

これを50年前に建てたんですから、すごいの一言。

 

 

 

 

 

 

コンクリートと木部の組み合わせは綺麗ですね。

 

 

 

 

 

 

ここの鉄骨の部分も凄いですね。

 

曲がっている所で連結なく一体で形成されています。

 

 

 

メジャーな建築物なので、見ても・・・・と、思っていましたが、

予想以上に凄い建物でした。

 

 

 

 

 

12月16日

先週の長期出張のお話です。

 

帰国後バタバタしてやっとネタ書く時間ができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全国の工務店、設計事務所、建築に関わっている方など、

14社が集まり1週間オーストラリア視察研修に行ってきました。

 

大まかに流れは、

ゴールドコースト、ブリスベンは8年後のオリンピックに向けて

人工が急上昇してマンションが建築ラッシュ中、最新のマンションの視察がメインでした。

シドニーはオペラハウスの内部構造視察や街並みなど視察でした。

 

 

 

 

 

 

1回目として、メインのマンション、戸建ての視察です。

 

 

 

 

 

ゴールドコーストのマンション視察でした。

 

 

 

 

 

 

 

日本でマンション視察などしたことがないので、ワクワクしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いきなり1件目から凄いオーシャンビュールーム!

 

高層階から見える景色が凄い・・・

 

日本では見られないオーシャンビューの高さです。

高所恐怖症の方は見ていられないかもしれないですがw

 

 

 

 

 

キッチンなどは高級感ある磨き系の大理石天板

 

 

 

 

 

食洗器はボッシュでした。

 

数種類の物件見ましたが、高級物件の食洗器はボッシュなどのドイツメーカーが多かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建築に関わっている方でも「高~~~!」って言ってましたw

 

 

 

 

 

 

 

 

現在、工事中マンションの視察。

 

流石に工事内部は見れませんでしたが、オーストラリアがこれから発展していくのが分かりました。

 

オーストラリアは地震が少なく、構造的の基準も日本よりは低いのか、

マンションのスラブ厚さや柱のスパンなど、「大丈夫?」と思うほどw

勉強になりました。

 

 

ゴールドコーストは、第三の都市ブリスベンから車で1時間程度(渋滞しているから1時間半くらいかなw)の所にあり、

昭和のバブル時期だと、芸能人の方々が別荘を所持する町で有名だったそうです。

 

一時期は人口も減少していたそうですが、近年は移住者も増え、現在は空室率が1%を切るくらいとか。

 

ゴールドコーストは1日宿泊しましたが、混雑している感じが全くなく、なんとなく軽井沢を感じさせるような

ゆったりした町でしたね。

 

 

 

 

 

 

こちらはブリスベンのマンション

 

 

 

 

 

 

 

ゴールドコーストとは変わり、メンションから見える景色は都会です。

と言っても、街並みの木々が多く、東京のようなゴチャゴチャした感じはなかったです。

 

 

 

 

 

フローリングはヘリンボーン。

 

 

 

 

 

 

 

寝室からの眺めも良いですね!

 

 

 

 

 

 

綺麗なクローゼット空間

 

勉強になります!

 

 

 

 

 

 

マンション内にあるプール。

 

住んでいる方は毎日入れるのか・・・・

うらやましい。

 

 

 

 

 

戸建ても見たのですが、オーストラリアは戸建てよりマンションの方がよかったですw

 

他にもマンション見学もあったのですが、ダイジェスト版で。

 

2日間ビッシリ視察でしたが、

建材や素材などの使い方も勉強になりましたが、オーストラリアの景色はずるいと思うほど、

ロケーションがいい。

 

ブリスベン、ゴールドコーストに精通している日本人の不動産屋さんに案内してもらいましたが、

チョイスが本当に素晴らしかったです。

 

 

 

続く。

アーカイブ

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

  1. HOME
  2. KUDO DIARY