株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

12月11日

和歌山出張ネタ その3 製材所編

 

 

 

 

 

丸太置き場から製材所へ移動し、ここから材木が加工されていく所の見学です。

 

 

 

 

 

 

丸太置き場から製材所に移動し、まずは皮を剥がしていきます。

剥がした皮もボイラーの材料として使用して、少しでも材料を無駄にしておりません。

 

 

 

 

 

 

丸太が加工されていきます。

 

真ん中の部分は、柱や土台、梁などで使われ、他の部分は構造部分でない羽柄材になります。

 

 

 

 

 

 

 

製材された材料は乾燥機に入り、木の水分を飛ばしていきます。

 

この乾燥機は、他の製材屋さんとは違う珍しい減圧式の乾燥機だそうです。

 

 

 

乾燥された木は外部で、数カ月乾燥期間になります。

 

 

 

 

綺麗な木目の材木が並んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

乾燥された材料を刻んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

加工された材料

 

これから現場の方に出荷されていきます。

 

 

 

 

 

一日で木の伐採現場から製材所まで見学させていただきました。

 

今回は和歌山紀州の木を見学させていただきましたが、

全国各地に素晴らしい国産材があります。

 

どこの産地の木が優良とかではなく、私達工務店が日本の木を使わなくてはいけないんだと、

今まで以上に強い気持ちにさせてくれました。

 

 

 

 

 

今回何よりも良かったのが、地元の青年が地元の企業に就職して、

地元で生まれたモノを営業していることでした。

 

今回、30代10代のスタッフさんと1日一緒でしたが、

誇りをもって仕事をされていることに感激しました。

 

 

 

 

 

松井君が林業を発信しているYouTubeチャンネルありますので、是非ご覧いただけたらと思います。

 

 

 

次回は和歌山出張おまけ編

12月10日

和歌山出張ネタ その2 山下り、丸太置き場編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伐採場を後にして、実際の紀州材の森の中を散策していきます。

 

杖は転んだり、転落の防止、疲労軽減になるとか。

あって良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木がどのように育っているのか、

木の背割れの方向など説明を聞きながら山を下りていきます。

 

 

 

 

 

上を見ると万華鏡のようですよね。

 

6000ヘクタールの莫大な伐採山を持っているので全て管理は難しいみたいですが、

しっかり木々を育てているのが分かります。

 

 

 

 

 

山下りしてから移動したのが、伐採された丸太の置き場です。

 

 

 

 

丸太のサイズごとに置かれております。

 

綺麗な心材(赤い部分)ですね。丸が綺麗です。

 

 

ちなみに伐採場で選別をしていると前回のブログでも書きましたが、

ここでもまた選別されるとのこと。

 

 

 

 

こちらは弾かれた丸太の山。

 

心材の大きさが丸太サイズに比べバランスが悪いもの、心材の丸い形が歪だったりする材料は

ここで弾かれ、市場にもっていくそうです。

 

 

 

 

真剣に説明を聞いている元大工の工藤専務

 

材木を一番触ってきましたからね。

 

 

 

次は製材編です。

12月9日

 

先週、和歌山に出張に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

和歌山の木「紀州材」の見学です。

 

 

 

今回はネタがかなりあるので、数回に分けてお伝えしようと思います。

 

 

 

まず、空港から向かったのは、木の伐採現場です。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな急勾配の木を切り倒しているんですね。

 

 

普通に登って切り倒しているという事で大変な作業というのが分かります。

 

2~4名が班となって伐採をされているとの事。

 

今回は2名の班を見学。

一名が木の伐採、伐採した木をワイヤーに括り付ける作業、

もう一名が運搬操作されておりました。

 

 

 

伐採された木が運ばれてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一名が伐採された木の枝切りして木を並べていきます。

この大きさで60年程。

 

大分、静岡と木を見てきましたが、ビックリしたのが細さ。

他の県産材はもう少し大きい印象でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和歌山の山の土壌をみると、岩が多く、木の成長が遅く年輪が詰まっているので強度が出るんです。

 

 

 

 

 

 

伐採された木が積まれています。

 

まずは、伐採場で紀州材として適しているのか、選別をするとの事。

 

ここで紀州材に選ばれるだけで、かなり少ない数に絞られるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

この機械がマジで凄い。

 

枝切りから、木の長さを測定しピッタリにカットできたりします。

 

 

 

ちなみに柱の材料は、1本の木で長くても1本しか取らないのです。

どういう事かといいますと、10mの木があれば4m、3m、3mと取れますが、柱の適した場所の部分のみ使われ、

その他の材料は間柱や筋交、垂木などの羽柄材で使用されるのです。

 

 

 

少し移動して、伐採終わった後の植林された場所も見学。

 

次の世代に向けての活動も行っておりました。

 

 

10年前に植林した木が育っておりました。

 

この時点で、残していく木を選別し木の間隔を開けていくとの事でした。

 

 

ここまででも勉強になることが多かったです。

 

 

 

明日は山下り編!

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