株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

5月24日

新潟視察研修 その3

 

 

 

 

 

三条市立図書館 まちやま です。

 

 

こちらは2017年に閉校した三条小学校の跡地にできた図書館になります。

 

「つなぐ」をコンセプトに生まれ育った地域の方々のコミュニティ、

市外の方との交流などを目的とされた場所として生まれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここの設計も隈研吾氏によるもの

 

今までいくつもの隈研吾氏の建物を見てきましたが、らしい感じです。

 

 

図書館のゾーニングが素晴らしく、

一階は地域コミュニティや三条の歴史などが見れて、

階を上がるごとに図書館の静かな空間を作るという構成になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは図書館とは別の建物で「えんがわ」という建物。

 

カフェなどもありランチはここのカレーをいただきました。

 

ヨガ教室をやったりもするそうで、地域のコミュニティの中心となっているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再利用されたスキー板ベンチ!

 

 

 

使わなくなったタンスを再利用したベンチもありました。

 

 

 

 

 

公共施設の再利用、再建築が全国各地に沢山あります。

 

千葉だと鋸南町の保田小学校が道の駅になったりありますね。

 

 

住宅の仕事をしている私達は空き家問題です。

私達の関わる建築とは違えど、沢山ヒントになることが沢山あります。

 

 

 

他にも色々回ったのですが、ネタは3回分まで。

 

かなりハードスケジュールでしたが、学ぶ事が多かったですね。

 

5月23日

新潟視察研修  その2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三条市の山奥(?)にあるSnowPeak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS

 

スノーピークが運営しているキャンプ場横に建てた複合施設です。

 

新国立競技場を設計したお馴染みの隈研吾氏によるものです。

 

複合施設の中には、温浴施設、レストラン、ショップがあり、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横には、泊まれるコテージがあります。

 

これもカッコいい!

 

 

ちなみにですが、私達はここには宿泊しておりません!

燕三条駅のビジネスホテルですw

 

宿泊したらいくらになるかは調べてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スノーピークの広報の方から

キャンプ場の横に複合施設を建てた経緯、スノーピークの考え方など説明をいただきました。

内部も少しですが見学させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに建築物の軒部分の気は薪なんです。

 

工事された方が苦行だったとのことでしたw

 

 

 

コロナ禍になり、益々凄い事になってきたスノーピーク。

伸びてきた過程など、見えなかった部分が少し分かった感じがしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

 

 

ここでしか買えない限定カラーのシェラカップを自分用に購入w

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

5月22日

 

 

 

 

先週、オオソラモ土気でお世話になった拓匠開発さんのお誘いで新潟県へ視察研修に行ってきました。

 

新潟・・・涼しいと思ったら関東と同じ30℃超えでしたw

 

 

 

 

タイトなスケジュールの中、メインの造成地見学へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野きろの杜という造成地になります。

 

ここは新潟県の建築家、不動産屋、スノーピークの3社共同で行っている造成地になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、野きろの杜のコンセプトの説明。

 

普通の造成地ではつまらない。

今の田園風景を壊さない街並みを造りたいということで

構想からオープンまで3年掛かったとか。

 

 

条件付き土地販売はないので、ハウスメーカー、工務店、どこでも建てていいのですが、

街並みを崩さないというルールがあり、窯業系サイディング、金属サイディング、タイルが使用出来ないとか、

外壁の色、断熱性能値などが決まっており、必然と建築できる会社が決まってくるそうです。

 

ちなみにみんなが座っているチェアはスノーピークですw

 

 

 

 

 

 

 

 

今回説明をしてくださった交流施設の中にはスノーピークのショップも常設しております。

お花屋さんも運営されておりましたね。

これからお惣菜屋さんも入るとか・・・

こんな造成地があったら入りたくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明が終わり、造成地を見学。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つのモデルハウスを見学。

 

 

細かいディティールなど勉強になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

賃貸住宅もあります。

 

野きろの杜の性能値ルールは、新潟県のHEAT20のG2グレード Ua値0.34以下として設定されています。

こんな高性能のアパートは凄いですね!

 

 

ちなみに工藤工務店では、八街と習志野市でFPパネルを使ったアパートがありますw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、キャンプが出来るコミュニティ広場が中心にあります。

 

野きろの杜に住んでいる方はもちろん、地域の方との繋がる広場になっています。

 

コミュニティ広場のデッキテラスから田園風景が見えます。

気持ちいいですね~!

 

 

 

 

1件しか建てておりませんが、2年前にオオソラモ土気のプロジェクトに関わり、

街並みを造るという仕事を知ることができました。

数年前だったら注文住宅目線で興味がなかったかもしれません。

 

ただ自分の家だけがカッコいいではなく、造成地全体を整えることで、

住む方全体の気持ちも変わってくるし、10年後、20年後、50年後も綺麗な街並みが残っていく・・・

 

建築家としてこんな嬉しい事はないと思いました。

 

 

私達の小さな規模では出来る事は限られてきますが、街並みをつくる仕事をしてみたいなと思いました。

 

 

 

つづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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