株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

3月12日

モデルハウスjam物語

 

第12回 ダイニングチェア

 

 

 

 

 

 

先週のダイニングテーブルに続き、ダイニングチェアを紹介します。

 

 

Yチェア、セブンチェアなども検討はありましたが、誰もが「何この椅子?」って言ってもらいたく、

「TENON」のST-chairの2パターンを2脚を今回は採用しました。

 

TENONというメーカーさんを知っている方も多くはないかなと思います。

 

 

TENONは兵庫県佐用郡佐用町にある、

デザインから制作まで行っている椅子専門の家具屋さんになります。

 

 

ST-chairとの出会いは、ソファでお世話になっている心石工芸の原宿ショールームでした。

触った時の驚き、座った時の心地よさに衝撃は今でも忘れません。

 

 

 

それでは2つのST-chairをご紹介します。

 

 

 

木の樹種はウォールナット、座面は籠仕様

 

 

 

 

オークの黒塗装(なんか特殊だったような・・・w)に、座面は牛革仕様

 

 

このST-chairの大きな特徴は、何といっても木の細さです。

 

 

 

ちょっと体重ある方であれば折れちゃうんじゃないかと思うほど細いw

だけど、座ってみたら全然平気なんですよね。

 

枠が細いだけに椅子自体の重さも軽くできています。

テーブルから座る時に椅子を引くときに「軽!」っていう方もいるほど、軽量に作られているんですよね。

7kgだったと思いますw

 

そして、釘、ビスを使われていないのも凄いポイントの一つ

日本の木組の技術の凄さも感じられます。

 

 

ある大手家具屋さんがST-chairを制作できるのか仮制作してみたら作れなかった話も聞きましたし、

心石工芸の社長が「自分達でも椅子は作れますが、TENONさんの椅子とはレベルが違いますw」

と、言っていた程、他の家具屋さんを惚れさせてしまうほどの凄い椅子なんですよね。

 

 

そんなST-chair・・・是非、体感してみてください!

 

 

 

3月11日

建築建材展を後にしてお誘いがあってお伺いしたのが、

 

 

 

 

VERSE(バース)ショールーム。

 

 

三栄水栓が新たなブランドとして去年の12月に誕生しました。

 

 

実は去年の秋に少しだけコンセプト動画を見させていただいたのですが、

今までにない水栓に発売が待ち遠しかったのです。

 

 

1時間ほどVERSEのコンセプトやいきさつなどの話があってから実物の確認です。

 

 

 

 

 

 

 

 

キッチン用水栓

 

クロームではないグレークロームと、

ピンクゴールドマットのようなカラーリングとデザイン。

 

デザインも凄いのですが、沢山凄いのです。

 

これはブログでは伝えにくいのですが、レバーの触り心地、動きの滑らかさ、

今までにない水栓です。

 

 

 

 

 

 

お水の流れを見てもらえればと思いますが、

近年の蛇口は、飛び跳ねを少なくしたお水に空気を含んだ泡沫水栓が主流なのですが、

VERSEの水栓は水を綺麗に見せるために泡沫ではなく、

整流でも水跳ねを極力少なくする技術を採用したとの事。

 

これがまた綺麗なんですが、また凄いのが水を止めた時の切れの具合がめちゃくちゃ凄い。

スパって止まります。

 

 

 

 

 

 

 

洗面の水栓は、また一味違う水栓デザイン。

水回り機器で、木のレバーってないんじゃないでしょうか。

 

このバージョンは3種類あり、立水栓1パターン、混合栓2パターンあります。

 

デザイナーさんがこの水栓デザインプランを持ってきた時に技術部門の方が、

即「無理!」って言ったくらい大変な技術が組み込まれた水栓だそうです。

 

 

 

こちらも整流ですが、なんか捻じれているんですよね。

 

 

 

 

 

壁用の蛇口もあります。

 

 

下のボウルが参考出品なのですが、パンナコッタにしか見えないw

 

VERSEの水栓の凄さはこれだけではなく、三栄水栓の工場の職人でも選ばれたエキスパートの方が作られており、

今までになかったmade in japanでハイランクの水栓が誕生しました!

 

メンテナンス部品の継続供給だったり、現地復旧が出来ない場合は工場で修理して、

ずっと使っていくようにサポートしていくのも凄いポイントであります。

 

コロナ禍になり、自動水栓が一気に主流になり、水を出す動線が変わり「水栓」の見方が変わってきました。

 

水栓を触ることがなくなってきた時代を逆流し、「さわりたい!」って思える水栓がVERSEなんではないかと思います。

 

 

私自身水栓は使い勝手を優先でしたが、VERSEと出会ってから水栓の考え方が変わりました。

3月10日

 

 

先週、ビッグサイトで行われていたJAPAN SHOP、建築建材展に行ってきました。

 

 

この展示会は、大手企業というより、地方の中小企業の建材屋さんが出店されているので、

新たな発見が沢山あるんです。

 

 

昔では手で加工していた組子などが、加工技術の進歩で機械で作れたり。

 

 

 

 

 

 

京都の着物屋さんが作られたデザインパネルがあったり。

 

 

組子や着物の材料はもちろん、鉄、タイル、塗り壁、

日本の伝統的素材が現代建築で使われるように、商品開発されているんだなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは技術の進化。

 

グニャグニャまがる照明器具。

まぁまぁな金額はしますが、器具自体も細いし、使いやすそうだなと思いました。

 

 

 

 

 

日本の建材の進化も凄かったですが、海外の建材も凄い。

 

 

 

 

イタリアから輸入された塗り壁。

日本ではないカラーリング。

 

もう少し早ければ使いたかった現場がありました・・・w

 

 

 

 

 

スペインだったかな。参考出品のボウル。

なんともいえないボウルのカラー。

カッコいいですね~!

 

 

見学時間が2時間弱でしたが、もう少しジックリ見たかった・・・

 

 

新たな材料を発見するとワクワクしてきますね!

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