大阪の出張が終わり、そのまま富山県の方へ移動。
建材メーカーの富山支店で材料確認をしてきました。
まず、この建物。
築5年だそうで、屋根がレッドシーダーになっております。
日本では屋根に木を使用することは中々ありませんが、
カナダなどではよく採用されていたりします。
積雪県でもある富山でも全く問題ないですね。
こちらは当社でも扱っている屋久島のウッドデッキ材。
仕上げはそのままなのか、クリアオイル塗られていたかわかりませんが、
腐食などは大丈夫ですね。
北海道産のフローリングです。
サンプル1枚では中々分かりづらい所ですが、
各部屋で貼られている所を確認できるとイメージしやすいですね。
北海道産フローリングといえば、ウィスキー好きにはたまらないミズナラですが、
ここ近年ではほとんど入手が難しいそうです。
木の減少もありますが、家具屋さんがメインで使われており、そちらに回ることが多いみたいです。
ミズナラに変わる道産フローリングとして数種類確認してきました。
国産のフローリングが良いのか、海外のフローリングがいいのか、
これに正解はなく、住む人にとってベストなフローリングは何なのかが大事かなと思っています。
何十年も足で感じる所ですからね。
今回の道産フローリングは決して安いフローリングではないですが、
国産のフローリングを使うことで、林業が活性化につながることは間違いないかなと。
工務店の一つの使命だと思っていますので、施主様には伝えていこうと思っています。
フローリングを見た後は、在庫場の見学。
こちらは屋久島デッキの選定を行われていました。
節の多いの、少ないの、反りなど木の目利きの方2名でされておりました。
普段見えない部分を知ることで、魅力が増してきますね。
レアの道産フローリングも発見し、確保しようかなとか考えたり・・・・
大阪出張の流れで富山まで来ましたが、初めて見れたモノも多く、
疲労するから行くか悩みましたが、行けてよかったです!