モデルハウスjam物語
第16回 お風呂(ユニットバス)
jamのお風呂のお話。
ユニットバスのメーカー決めは中々難しかったのですが、
今回はパナソニックさんのビバスシリーズで決めました。
決めたキッカケは、施主様にビバスをおススメしていたのですが、中々決まる事がなかったのですw
ビバスが発売されたときにパナソニックさんがスタッフ向けにショールーム案内、体験入浴もさせてもらい、
スタッフの中でも「ビバスいいよね!」という話は出ていました。
当然、施主様にもおススメしていたのですが、金額面で他のメーカーさんより30万前後差が出てしまうんですよね・・・
そこで「〇〇さんのお風呂にします・・・」というお声が多かったのです。
なぜ、このような事が起きていたかというと、メーカーさんのお風呂のシリーズの種類にあったのです。
ほとんどの水回りの会社は、お風呂は2種類なのです。
ベーシックグレードとハイクラスグレードの2種類。
TOTOさんでいえば、ベーシックグレード「サザナ」 ハイクラスグレード「シンラ」
リクシルさんですと、ベーシックグレード「リデア」 ハイクラスグレード「スパージュ」
ってなります。
パナソニックさんは、他の会社さんと違う3種類あるんですね。
ベーシックグレード「オフローラ」ミドルクラス「ビバス」ハイクラスグレード「Lクラス」
定価に掛け率があるのですが、基本はベーシックが一番安く、ハイクラスになるにつれ上がっていくのです。
例で例えると、
ベーシックお風呂 100万×50%=50万
ハイクラスお風呂 100万×80%=80万
となり、グレードで同じ価格帯でも30万の差が出てしまうのです。
施主様は各メーカーさんのショールームを巡って、見積をもらってきますが、
ほとんどの施主様は、ベーシックグレードと、ミドルクラスのビバスとの比較で、
どうしてもミドルクラスの掛け率が高く、他のメーカーさんのお風呂と差が出てしまうんです。
話が脱線になりましたがw
スタッフたちが気に入っているのに採用されなかったビバス、入れるしかないでしょ!ってなったのです。
今では、ほとんどのお風呂で、シャワーフックや小物置きカウンターなど外すことができますが、
シンプルなデザインを提案したのは、パナソニックさんが初めてだったんではないでしょうか。
後、全体をブラックにしたのも理由があります。
今回忙しくて準備が出来なかったjamの宿泊体験を行う予定になっています。
ほとんどの施主様のお風呂は、どちらかというと、ホワイト系の明るい印象のお風呂が多いです。
選ばれることのないようなブラックのお風呂で、普段とは違うお風呂の時間を楽しんでもらえたらと思い、
出来るだけブラック仕様にしたのです。
宿泊体験、夏ごろにはやりたいと思います!!
ここまでお風呂で書くとは思わなかったw
おまけPHOTO
リビングからより寝室の窓から桜の方が凄かった!!
※写真より実際見た方が10倍凄いですw
先日、見学されたお客様が感動されていました。
中々寝室に大きな窓を付ける事はないですが、
景色がいい場所に寝室であれば、こんな感じもいいですよね。