建築建材展を後にしてお誘いがあってお伺いしたのが、
VERSE(バース)ショールーム。
三栄水栓が新たなブランドとして去年の12月に誕生しました。
実は去年の秋に少しだけコンセプト動画を見させていただいたのですが、
今までにない水栓に発売が待ち遠しかったのです。
1時間ほどVERSEのコンセプトやいきさつなどの話があってから実物の確認です。
キッチン用水栓
クロームではないグレークロームと、
ピンクゴールドマットのようなカラーリングとデザイン。
デザインも凄いのですが、沢山凄いのです。
これはブログでは伝えにくいのですが、レバーの触り心地、動きの滑らかさ、
今までにない水栓です。
お水の流れを見てもらえればと思いますが、
近年の蛇口は、飛び跳ねを少なくしたお水に空気を含んだ泡沫水栓が主流なのですが、
VERSEの水栓は水を綺麗に見せるために泡沫ではなく、
整流でも水跳ねを極力少なくする技術を採用したとの事。
これがまた綺麗なんですが、また凄いのが水を止めた時の切れの具合がめちゃくちゃ凄い。
スパって止まります。
洗面の水栓は、また一味違う水栓デザイン。
水回り機器で、木のレバーってないんじゃないでしょうか。
このバージョンは3種類あり、立水栓1パターン、混合栓2パターンあります。
デザイナーさんがこの水栓デザインプランを持ってきた時に技術部門の方が、
即「無理!」って言ったくらい大変な技術が組み込まれた水栓だそうです。
こちらも整流ですが、なんか捻じれているんですよね。
壁用の蛇口もあります。
下のボウルが参考出品なのですが、パンナコッタにしか見えないw
VERSEの水栓の凄さはこれだけではなく、三栄水栓の工場の職人でも選ばれたエキスパートの方が作られており、
今までになかったmade in japanでハイランクの水栓が誕生しました!
メンテナンス部品の継続供給だったり、現地復旧が出来ない場合は工場で修理して、
ずっと使っていくようにサポートしていくのも凄いポイントであります。
コロナ禍になり、自動水栓が一気に主流になり、水を出す動線が変わり「水栓」の見方が変わってきました。
水栓を触ることがなくなってきた時代を逆流し、「さわりたい!」って思える水栓がVERSEなんではないかと思います。
私自身水栓は使い勝手を優先でしたが、VERSEと出会ってから水栓の考え方が変わりました。