少しネタ的には遅くなってしまいましたが、
11月末に子育てグリーン住宅支援事業が来年度も引続き行うと発表がありました。
今回のビックリはGX志向型住宅という補助金が160万というのが新たに出来ました。
今までも子育て世代の長期優良住宅が新築で80万、建替えが100万となっております。
通常の新築は20万減少してしまうと思ってもらったほうがいいかもしれませんね。
今回はGX志向型住宅をみていきましょう。
まずは対象世帯が、子育てではなく全世帯になっています。
子育てグリーン住宅支援事業という名前は変わるんでしょうかね・・・w
それはさておき、全ての施主様が使える権利があるということです。
そして、3つの要件を全て満たす建物でなければなりません。
①断熱等性能等級「6以上」
②再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」
③再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」
①に関しては、工藤工務店は全ての物件はクリアするようにしているので特に問題ありません。
②これが一番大変なポイントになります。建物で使用する設備機器の消費エネルギーをどれだけ削減するかという
ものになるのですが、建物の断熱もポイントになるのですが、設備機器の削減率が高いのを選ばないと、35%とという
数字はクリアできません。今までのZEHでの削減率が20%でOKでしたので、どうしていきなり35%に上げちゃったの?
という気持ちですw
③は太陽光発電、蓄電池などを用いた再生可能エネルギー設備を含めて削減率を100%超えられるかという事です。
こちらはZEH基準と同じなので太陽光発電を搭載すればクリアになると思います。
やはり②の部分ですね。
今まででも35%削減したお家は作っておりませんので、
国土交通省からの挑戦状かなと思っておりますw
どうやって35%クリアするのか。
その建築費用はどのくらい掛かるのか、早急に検証していきます。
GX志向型住宅を使うか使わないかは施主様次第でありますが、
私達作り手が「GX志向型住宅できません」なんてお返事する事はカッコ悪いですからね。