先日、リフォーム打合せとお手伝いで、
千葉の銘酒「福祝」を醸す藤平酒造に。
日本酒を好きな方にはたまらない作業風景が見れます。
大吟醸の火入れの最中。
最近よく聞くのは「生酒」と書かれているのは、
名前の通りお酒を絞って、そのまま出荷される事を言います。
生酒はフレッシュな味わいを楽しめるので日本酒好きな方にはたまらないのですが、
基本冷蔵庫保管が必須ですし、劣化も早いのです。お魚でいえば刺身みたいなものです。
そして、火入れというのは、火落ち菌を発生させないようにして出荷されるもので、
スーパーなどで売られているほとんどの日本酒は火入れをされてから出荷されております。
火入れ酒は酒質が安定し、保管方法も冷蔵庫まで入れなくても20度以下くらいであれば
劣化も遅いと言われています。
大吟醸は贈り物などで人の手に渡ることもおおく、頂いた方がどのように保管されるか
分からないのでほとんどが火入れされるのでしょうね。
私の予想ですがw
温度管理など徹底されており、ひとつひとつ事細かくしていることで、
お酒が造られていいるんだなと再確認。
家とお酒、造るモノは違えど、こだわり方は共通なんですよね。
このタイミングだった事もあり、
全部火入れ予定の大吟醸が、最後のケースに3本だけ半端があったのです。
火入れする寸前に、
「このお酒、火入れせずに生酒として買わせてくれませんか?モデルハウスのレセプションで出したいので」
と、相談したところOKをいただきました。
工藤オリジナル生酒として出したいと思っています。
お楽しみに!!