能登半島地震から2週間が経過しましたが、まだ被災地の建築物の全貌が分からない状況ですが、
建物の存在意義が求められる事となりました。
FPグループの本部に現地の状況を聞いたら、
FPの家で建てたお家は今の所大きな被害報告は入っていないという回答はきておりますが、
道路状況や、生命の確保が優先のため、こちらもまだ把握できていないんじゃないかと思っています。
冬期休暇中のブログにもあげましたが、建物は大前提として、「住む方の生命、財産を守る」というのが土台にあります。
そこから、断熱性やデザイン性というものが積みあがっていくと思います。
こちらが熊本地震による建築物の倒壊状況の表になります。
8年前なので、耐震等級3が16棟のみと、かなり少ないのですが、
87%の家が無被害となっています。
残りの13%も住める状況です。
新耐震基準の2000年6月からのお家は、ほとんどが住める状況ではありますが、
表で見てわかる通り、これからは耐震等級3というのが絶対的になっております。
下記の3つの動画を見てもらえればと思うのですが、
これから建てようと思っている方はもちろん、
FPの家で建てた施主様も安心できると思います。
(再生速度早めて見てもいいですw)
この断熱パネルは本当に凄いパネルです。
断熱材で断熱性能と耐震性を高めるモノはこのパネルしかないのです。
私たちはFPパネルが標準仕様なのですが、何せ日本で一番高い断熱材です。
どうしても全体価格にも影響します。
現状ですと、コストダウンの一つとして、
同じFPコーポレーションのヘビーウォールという断熱材を提案しているのですが、
これも価格的は下がるのですが、価格が下がると共に断熱性能がUa値0.5程まで下がってしまいます。
実は秋頃からコストダウンしながら、性能数値がUa値0.4程になるような仕様を探すため、
全国の工務店の社長さんとの話を聞いたり、視察、業者打合せをしていたのですが、
今回の能登半島地震からずっと思っていたのですが、これは私が間違っていたなと思いました。
私が絶対的に薦めたい素材、建材だけで作ってこそ工藤工務店の家なのです。
今、一番ベストなモノを提供しておりますが、
探求心無くなっては退化していきますので、
変化させるではなく、進化させていく気持ちで造り続けていきます。