株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

12月17日

オーストラリア出張 その2  オペラハウス編

 

 

 

 

オペラハウス

オーストラリアの建築物の象徴でもありますね!

 

 

1973年完成なので50年経っているんですね。

 

 

このデザイン、見慣れているのでなんとも思わなかったのですが、

建築的にみると、かなり複雑で工事が大変ですよね。

50年前では今みたいに簡単な計算、CADなどなかったので、

建築費も年月も予想以上で大変だったそうです。

 

近代建築では、この複雑な建物の作り方がヒントになった建物も多かったとか。

 

 

実際に見ると、思ったよりアイボリーでみんな「思ったより白くない」というのが最初の感想でした。

 

 

実際近くに見ると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホワイトとアイボリーの2種類のタイルが使われているんですね。

 

まず、オペラハウスの仕上げタイルだったのかい!!

そして、なんて複雑なタイルの貼り方。

曲線出すのに、アイボリーのタイルが上に上がるにつれて三角から台形に変わっていきます。

 

図面でタイル割りなどなかっただろうし、

現場で合わせながら切っていったんでしょうね。

 

タイル屋さんが泣きそうになって張っていたのが思い浮かびます。

 

 

 

 

 

内部のコンクリート張も曲線を出すのに複雑な形をしています。

 

これを50年前に建てたんですから、すごいの一言。

 

 

 

 

 

 

コンクリートと木部の組み合わせは綺麗ですね。

 

 

 

 

 

 

ここの鉄骨の部分も凄いですね。

 

曲がっている所で連結なく一体で形成されています。

 

 

 

メジャーな建築物なので、見ても・・・・と、思っていましたが、

予想以上に凄い建物でした。

 

 

 

 

 

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