オーストラリア出張 その2 オペラハウス編
オペラハウス
オーストラリアの建築物の象徴でもありますね!
1973年完成なので50年経っているんですね。
このデザイン、見慣れているのでなんとも思わなかったのですが、
建築的にみると、かなり複雑で工事が大変ですよね。
50年前では今みたいに簡単な計算、CADなどなかったので、
建築費も年月も予想以上で大変だったそうです。
近代建築では、この複雑な建物の作り方がヒントになった建物も多かったとか。
実際に見ると、思ったよりアイボリーでみんな「思ったより白くない」というのが最初の感想でした。
実際近くに見ると、
ホワイトとアイボリーの2種類のタイルが使われているんですね。
まず、オペラハウスの仕上げタイルだったのかい!!
そして、なんて複雑なタイルの貼り方。
曲線出すのに、アイボリーのタイルが上に上がるにつれて三角から台形に変わっていきます。
図面でタイル割りなどなかっただろうし、
現場で合わせながら切っていったんでしょうね。
タイル屋さんが泣きそうになって張っていたのが思い浮かびます。
内部のコンクリート張も曲線を出すのに複雑な形をしています。
これを50年前に建てたんですから、すごいの一言。
コンクリートと木部の組み合わせは綺麗ですね。
ここの鉄骨の部分も凄いですね。
曲がっている所で連結なく一体で形成されています。
メジャーな建築物なので、見ても・・・・と、思っていましたが、
予想以上に凄い建物でした。