先週、長野県日帰りで国産の天然石を視察に行ってきました。
往復8時間というハードな1日でしたw
長野県でしかとれない鉄平石です。
鉄平石といえば私の実家(会長宅)の外壁でも貼られていたのですが、
昔は床や壁に装飾材として多く使われていました。
今回お伺いした石材店の社長さんに聞いたら、昔は近所には30近い石材店があったそうですが、
今では2店舗しか扱っていないらしく、鉄平石好きなマニアックな設計士だけが扱う
今ではほとんど見ることがなくなりました。
今回見に行った経緯は、来年建てるモデルハウスでの使用はもちろん、
これから標準仕様で使っていきたいという気持ちがあったのです。
石材店の社長さんから鉄平石をレクチャー。
鉄平石は基本、2~3センチの厚みの平板なのですが、
たまにブロック状や、どでかい石が取れるそうです。
鉄平石の採掘場の見学
岩盤の層まで掘っていくそうです。
岩盤は鉄平石の平板のミルフィーユみたいになっているんですね。
職人さんが1枚1枚剥がしてました。
機械も使用するらしいですが、やはり職人さんの技術が重要だそうです。
依頼されている乱形貼りのサンプル。
カッコいいですね~!
目地は深めで石の厚みがより質感を引き立たせていますね。
乱形のタイルバージョン。
これも施工例みたらカッコよかったです!
石をどう魅せるアイデアは、扱っている石材店の方が沢山あるので、
今までの施工例の写真を見せてもらいました。
普段見れない採掘場など見学、社長さんの熱い想いを聞いて、
鉄平石の魅力に惹かれてしまいましたね。
今まで和風建築に使われてきた石材ですが、
工藤工務店のお家と融合するんじゃないかと思っています。
どう使われるか楽しみにしていてください!!