株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

7月23日

 

 

 

昨日のオーナー様宅のオリジナルテレビボード。

 

私個人的には一番のお気に入りです。

最近の施主様に近いデザインを提案しても、振られることが多く(泣)

今日のブログネタはこれからの家づくりの方への提案ネタになります。

 

 

まずは、第一に「テレビを壁掛けにしたい」という要望がかなり増えた事です。

今回のデザインも壁掛けテレビ用であります。

(置き型テレビの方は今までの提案でいきますw)

 

 

なぜ、テレビボードの部分の壁が出っ張っているかといいますと、

配線を通すための空間になります。

 

普通の壁の中の配線は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

断熱材がパンパンで配線が通らない(通らせたくない)のです。

 

なのでテレビ部分は壁をふかさなくてはいけないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再度最初の写真に戻ります。

 

テレビからAV機器、ゲーム機などに繋がる配線部分が出っ張るデザインにしなければなりません。

 

 

今までのデザインですとテレビの下部にAV機器の家具を取付けていましたが、

今回はテレビの横部分にAV機器の家具部分を持っていきました。

 

下が出っ張るデザインよりスッキリ見えるんではないでしょうか。

 

ここ1~2年でテレビのインチが大きくなってきました。

少し前は55インチが多かったですが、65,75インチがこれから増えてくると予想しています。

極力家具を主張しないでスッキリさせたデザインがいいんじゃないかと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後、ここはスタッフ加藤のアイデアと大工の技術の融合

 

今回テレビの横に2階へあがる階段があるんです。

 

出っ張った壁の部分に照明の灯かりが見えていますが、

 

普通に照明器具を入れると、階段から下がってきた時に照明器具が見えてしまうんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加藤がどうしても照明器具を見せないために、壁の内側に器具を取付けたんです。

 

大工の加工も大変ですし、

どうやって器具取付けるの?という感じですがw

 

ここはマニアック部分で分かる方と分からない方がいると思います。

 

私がある程度こういうデザイン、ここはこんな感じという所を、設計スタッフが図面を書き、

そこから照明スタッフの加藤がよりこだわり、職人が作るという、

みんなのこだわりが詰まった家具であります。

 

だれもが妥協しなかった一つの事例ですね。

 

 

言いたい事をズラズラ書きましたが、全く同じ家具は作ろうとは思っていません。

施主様が欲しいという家具を作るのが工藤工務店ですので、壁掛けテレビのアイデアの一つで

覚えていてもらえたらと思います。

 

壁掛けテレビのお客様には近いデザインを提案し続けていきますけどw

 

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