株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

12月14日

外部で使用する板材について。

 

現在打合せ中の施主様でも悩まれていたので、

今回ブログでお話しようかなと思います。

 

外壁、軒天でアクセントで木を使う事がありますが、

耐水性等で使える樹種は限られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく使われているものがレッドシーダーです。

 

米杉(カナダ産が主流なのかな?)といわれていて、ウリン材よりも耐久性が落ちますが、ウッドデッキでも採用する木であります。

 

 

昔はコスパがいい材料で使われていたのが、近年建築雑誌等みても採用されている方が多く、

材料の減少、配送コスト、で、かなり高騰しています。

 

 

こりゃ参ったぞと思い、探して見つけたのがマホガニー材です。

 

マホガニーというと、テーブルとかで使われる銘木のイメージでしかなかったのですが、

パネリングがあったんですよね。

 

 

 

で、どのようにレッドシーダーと違うのか写真で紹介していけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはマホガニーのクリアオイル仕上げ

 

 

マホガニーの木は、赤茶になります。

透明の保護オイルを塗られることで、無塗装より赤みが増します。

所々、白太の部分がありますね。

 

 

木の本来の色を魅せるといったところでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはマホガニー材に、マホガニー色の塗装をしました。

 

 

色ムラは透明オイルより、白太の所にもオイルは入るので、赤みが強くなっていきます。

 

お化粧するみたいな感じでしょうかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはレッドシーダーのクリアオイル仕上げ

 

木の濃淡がクッキリ出ています。

 

 

写真の補正があると思うので、実際見るのとは違いますが、

写真でも特徴は分かると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはレッドシーダーに着色をした軒天です。

 

施主様から「レッドシーダーの濃淡をなくしてほしい」という要望があり、

この当時、「木に着色塗装はしない」という私の考えだったのですが、

チャレンジということで、やってみたら予想よりいいじゃん!!って、なったんですよね。

 

このお家を見られて、レッドシーダーに着色をされた施主様が続出しましたw

 

 

 

レッドシーダー、マホガニーに特徴はあります。

 

価格帯も含めて検討していただけたらと思います。

 

 

 

 

 

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