外部で使用する板材について。
現在打合せ中の施主様でも悩まれていたので、
今回ブログでお話しようかなと思います。
外壁、軒天でアクセントで木を使う事がありますが、
耐水性等で使える樹種は限られています。
よく使われているものがレッドシーダーです。
米杉(カナダ産が主流なのかな?)といわれていて、ウリン材よりも耐久性が落ちますが、ウッドデッキでも採用する木であります。
昔はコスパがいい材料で使われていたのが、近年建築雑誌等みても採用されている方が多く、
材料の減少、配送コスト、で、かなり高騰しています。
こりゃ参ったぞと思い、探して見つけたのがマホガニー材です。
マホガニーというと、テーブルとかで使われる銘木のイメージでしかなかったのですが、
パネリングがあったんですよね。
で、どのようにレッドシーダーと違うのか写真で紹介していけたらと思います。
こちらはマホガニーのクリアオイル仕上げ
マホガニーの木は、赤茶になります。
透明の保護オイルを塗られることで、無塗装より赤みが増します。
所々、白太の部分がありますね。
木の本来の色を魅せるといったところでしょうか。
こちらはマホガニー材に、マホガニー色の塗装をしました。
色ムラは透明オイルより、白太の所にもオイルは入るので、赤みが強くなっていきます。
お化粧するみたいな感じでしょうかね。
こちらはレッドシーダーのクリアオイル仕上げ
木の濃淡がクッキリ出ています。
写真の補正があると思うので、実際見るのとは違いますが、
写真でも特徴は分かると思います。
こちらはレッドシーダーに着色をした軒天です。
施主様から「レッドシーダーの濃淡をなくしてほしい」という要望があり、
この当時、「木に着色塗装はしない」という私の考えだったのですが、
チャレンジということで、やってみたら予想よりいいじゃん!!って、なったんですよね。
このお家を見られて、レッドシーダーに着色をされた施主様が続出しましたw
レッドシーダー、マホガニーに特徴はあります。
価格帯も含めて検討していただけたらと思います。